童貞卒業のために異性の心を上手に透視する方法を読んだ
前略
こんにちは、童貞です。きょうは童貞を卒業するために異性の心を上手に透視する方法という本を読んだので、簡単な紹介と童貞卒業の進捗をお話したいと思います。
著書について
原題はAttachedで、本書の内容としてもアタッチメントという概念について書かれています。著者はニューヨークの精神科医で、さまざまなカウンセリングを行ってきたそうです。 エロエロな気持ちで読んだら、意外としっかりとした内容で興味深く、食い入るようにして読み切ってしまいました。
アタッチメント行動
本書によるとアタッチメント行動とは、もともと愛情の対象を自分に引き寄せるための行動のことで幼少期の子供が母親に対して行う行動を指していましたが、近年おとなのパートナー関係にも同様の性質が見られることがわかってきました。つまりパートナーの愛情の対象を自分に引き寄せる行動も人間の遺伝子に組み込まれたアタッチメントであるということです。
愛情タイプ
本書では愛情のタイプを３つに分類します。
Sタイプ
Ｓタイプ（安定型） の人にとって、相手と親密になることは自然なことです。また、このタイプの人は温かく愛情深い人柄の人が多いです。
Nタイプ
Ｎタイプ（不安型） の人にとっては、パートナーとの親密さはなくてはならないもので、時には相手に夢中になりすぎたり、相手が愛してくれないのではないかと不安にさいなまれたりします。
Vタイプ
Ｖタイプ（回避型） の人にとっては、親密さは自由の喪失を意味するので、交際している相手がいても、常に距離を置こうとします。
わたしは圧倒的にVタイプで、すべての診断項目に思い当たりました。
恋愛の相性
NタイプとVタイプは相性が悪いです。接近を求めるNタイプと、接近を拒むVタイプではうまくいくはずもないですよね。Sタイプはどんなタイプともうまくやっていけると本書では紹介されています。
結論
本書では結論として
- アタッチメント行動は人間の本能である
- 充実したパートナーシップは自信と安心を与えてくれるものである
- 愛情タイプは変えられる
- 本来の自分らしく振る舞うことが大切である
と述べています。幸い、わたしの友だち（♂）はSタイプが多いので彼らを見習いたいと思っています。
童貞卒業できそう？
